「公開シンポジウム 2018 in秋田」のお知らせ
1.趣旨
近年、本州各地や北海道において、住宅地やその周辺でのクマの目撃情報が増加し、また、人身事故も多発しており、クマ問題は集落の消滅、人口減少、生活環境の変化が進行する状況の中で、切実な社会問題となってきています。今や、クマがいるのが当たり前の社会になってきています。
このような中、東北6県の平成29年度の有害捕獲数は全国の約5割に、また、人身被害者数は全国の約6割を占めており、特に、秋田県では2年連続しての死亡事故が発生し、更には、人里周辺での目撃情報の急増により、県民のクマに対する危機意識が非常に高まっています。このような状況の影響からか、平成28年度と29年度の2か年の有害捕獲による捕獲数は1千頭を超え、地域個体群へのダメージが危惧されているところでもあります。
今回の公開シンポジウムでは、住宅地周辺等へ生息区域を拡大しているクマに対し、どのように対応すべきか、また、クマの個体管理をどうすべきかなど、クマに関する様々な課題に対して、専門家の最新の情報や行政等現場の情報等を交換しながら、その解決の糸口を探るために開催するものです。
2.主催 日本クマネットワーク、秋田県
共催 公立大学法人秋田県立大学
3.参加対象者
どなたでも自由に参加頂けます(事前申し込み制・参加費無料・定員280名)
4.日時・会場
日時:2018年10月6日(土)13時〜17時
場所:秋田県庁第二庁舎
懇親会:秋田ビューホテル(10月6日 19時〜、有料)
エクスカーション:10月7日 13時〜16時、有料 *参加対象はJBN会員のみ
詳しくは下記リーフレットをご参照ください。
なお、今回のシンポジウムにおきましては、エクスカーションなどの準備の都合から、原則として事前申し込み制となっております。
下記様式をダウンロードの上、参加申し込み先までFAXもしくはメールにてお申し込みください。
〆切りは9月28日とさせて頂きます。